日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.伊勢神宮内宮正殿(三重県)は、正面入口を妻側に設けた神明造りの建築物である。
2.法隆寺金堂(奈良県)は、構造上の特徴として、天秤式に釣り合うように計画された雲形組物を有する建築物である。
3.鹿苑寺金閣(京都府)は、方形造りの舎利殿で、最上層を禅宗様仏堂風の形式とし、二層を和洋仏堂風、
一層を住宅風とした建築物である。
4.清水寺(京都府)は、急な崖に建っている本堂の前面の舞台を、長い束柱で支える懸造りの建築物である。
5.桂離宮(京都府)は、古書院、中書院、新御殿等から構成され、書院造りに茶室建築の特徴を取り入れた
数寄屋造りの建築物である。
回答
1.伊勢神宮は正面入り口を平面の長辺方向から入る平入りの建築物である。
住宅作品とその設計者との組合わせとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1.母の家(アメリカ)―――――――――ロバート・ヴェンチューリ
2.落水荘(アメリカ)―――――――――フランク・ロイド・ライト
3.ファンズワース邸(アメリカ)――――ミース・ファン・デル・ローエ
4.シュレーダー邸(オランダ)―――――ルイス・カーン
5.サヴォア邸(フランス)―――――――ル・コルビュジエ
回答
4.シュレーダー邸の設計者はGTリートフェルトである。
用語・単位に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.熱伝導率の単位は、熱伝達率の単位と異なり、W/(m・K)である。
2.照度は、単位面積に入射する光速の密度で表され、その単位はlm/uである。
3.絶対湿度の単位は、相対湿度の単位と異なり、kg/kg(DA)である。
4.騒音レベルは、人の聴覚の特性を考慮した量であり、一般に、その単位はdB(A)である。
5.着衣量は、人の温熱感覚に影響し、その単位はmetである。
回答
5.着衣量の単位はクロで表される。
換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.室内の汚染質濃度を基準として計算した必要換気量は、室内許容濃度と新鮮外気の汚染質濃度との差に
反比例し、室内の汚染質発生量に正比例する。
2.住宅の居室において、二酸化炭素の濃度を基準として必要換気量を計算する場合、一般に、二酸化炭素の
許容濃度は0.1%(1,000ppm)である。
3.必要換気回数0.5回/hの室においては、2時間で少なくともその室の容積と同じ量の新鮮な空気が供給される
必要がある。
4.室における全般換気は、一般に、室全体に対して換気を行い、その室における汚染質濃度を薄めることをいう。
5.冬期において、屋内の温度より外気温のほうが低い場合、屋内外の温度差によって、上部には外気が
流入す力が生じ、下部には屋内の空気が流出する力が生じる。
回答
5.室内の温度より外気温が低い場合、下部から空気が流入し、上部から空気が流出する。
伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.低放射ガラスを用いた複層ガラスの熱貫流率は、普通ガラスを用いた複層ガラスに比べて小さい。
2.グラスウールの熱伝導率は、繊維の太さが同じであれば、かさ比重が16kg/m3のものより、32kg/m3のほうが
小さい。
3.中空層において、内部が真空であっても、放射によって熱移動が生じる。
4.壁体の外気側表面の熱伝達抵抗の値は、一般に、室内側の熱伝達抵抗の値に比べて大きい。
5.白色ペイント塗りの場合、日射などの短波長放射の反射率は高いが、遠赤外線などの長波長放射の反射率は低い。
回答
4.壁体の外壁側表面の熱伝達抵抗は室内側に比べて一般に小さい。
室内の湿度と結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.地下室において、夏期に生じる結露は、換気をすることによって増加する場合がある。
2.外壁の室内側に生じる表面結露は、防湿層を設けても防ぐことができない。
3.保温性の高い建築物であっても、暖房室と非暖房室がある場合、非暖房室では結露が発生しやすい。
4.絶対湿度が同じであれば、空気を冷却しても、その空気の水蒸気圧は変化しない。
5.内断熱の場合、冬期における外壁の内部結露は、断熱材を厚くすることによって軽減できる。
回答
5.内部結露は壁体内の室内側に防湿層を設けると防ぐことに効果的である。よって正解は5
日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.我が国においては、北向きの鉛直面に、約半年間、直達日射がある。
2.日射遮蔽係数が大きい窓ほど、日射の遮蔽効果が大きい。
3.昼光率は、全天空照度が変化しても変化しない。
4.夏期において、開口部から侵入する日射熱をブラインドによって防止する場合、窓の屋内側より窓の屋外側に
設けるほうが効果的である。
5.我が国においては、快晴日の夏至の積算日射量は、南向きの鉛直面より水平面のほうが大きい。
回答
2.日射遮蔽係数は小さいほど日射の遮蔽効果が大きい。
光と色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.輝度は、光を発散する面をある方向から見たときの明るさを示す測光量である。
2.光の三原色は、赤、黄、青である。
3.演色性は、物体色の見え方についての光源の性質である。
4.純色は、ある色相の中で最も彩度の高い色である。
5.無彩色は、明度のみを有する色である。
回答
2.光の3原色はRGBである。
音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.人の可聴周波数の上限は、一般に、年齢が上がるにつれて低下するので、高齢者は周波数の高い音が
聴き取りにくくなる。
2.日本工業規格(JIS)における床衝撃音遮断性能の等級Lrについては、その数値が小さくなるほど、
床衝撃音の遮断性能が高くなる。
3.板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は、一般に、低音域の吸音よりも高音域の吸音に効果がある。
4.壁体における音響透過損失の値が大きいほど、遮音性能が優れている。
5.残響時間は、室容積に比例する。
回答
3.板状材料と剛壁の間に空気層を設けた吸音構造は一般に低音域の吸音に優れている。
屋外気候に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.快晴日の夜間における建築物の表面温度は、鉛直面より水平面のほうが、低くなりやすい。
2.真冬日は日最高気温が0℃未満の日であり、真夏日は日最高気温が30℃以上の日である。
3.快晴日の屋外の相対湿度は、一般に、1日のうちでは、夜間は低く、日中は高くなる。
4.寒冷地においては、凍上による被害を防ぐため、建築物の基礎下端を地下凍結線より深くする必要がある。
5.わが国においては、月平均外気温は、7月又は8月に最高になるが、快晴日の日射量は、夏至の頃に最大になる。
回答
3.屋外の相対湿度は一般的に夜間が高い。
高齢者等に配慮した一戸建住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.階段の昇り口の側壁に設ける足元灯の高さを、昇り口の1段目の踏面から上方に300mmとした。
2.各居室の出入口は引戸とし、引戸の下部の床面にX溝レールを埋め込んだ。
3.車いす使用時に居室の掃き出し窓から直接出入できるように、スロープを設けた。
4.車いす使用時の洗顔を考慮して、洗面器の上端の高さを、床面から600mmとした。
5.高齢者の使用する居室の作業領域の照度を、日本工業規格(JIS)における照明基準の2倍とした。
回答
4.車椅子使用者使用する洗面器を設計する際は車いすが入るスペースとしてカウンターの下に有効で高さ600mmのクリアランスを設けなければならない。
集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.スキップフロア型は、2〜3階ごとに共用廊下を設け、共用廊下のない階の住戸については、
共用廊下から階段で上下し、住戸に入る形式である。
2.コーポラティブハウスは、各居住者が独立した生活を確保しながら、厨房や食堂等を共用する方法の
住宅であり、高齢者住宅にも適している。
3.リビングアクセス型は、一般に、各住戸の表情を積極的に表に出すことを意図して、共用廊下側に居間や
食事室を配置する形式である。
4.接地型におけるコモンアクセスは、共用庭に接したアクセス路を通って各住戸に入るので、居住者同士の
交流を促しやすい。
5.スケルトン・インフィル住宅においては、居住部分の間取りや内装仕上げ、設備等について、入居者の希望を
反映しやすい。
回答
2.コーポラティブハウジングは協同組合住宅といい、住宅建設に先立って協同組合を作り、土地の取得、計画、設計、管理、運営まで行う住宅供給方式である。
商業建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.事務所ビルのエレベーターの設置台数の算定に用いる「ビルの在籍者数に対する最も利用者が多い時間帯の
5分間に利用する人数の割合」は、一般に、自社専用ビルより複数のテナントが入る貸ビルのほうが少ない。
2.オフィスレイアウトにおけるランドスケープ方式は、事務室に固定した個人専用の座席を設けず、在籍者が
座席を共用し、効率的に利用する方式である。
3.延べ面積に対する客室部分の床面積の合計の割合は、一般に、シティホテルよりビジネスホテルのほうが多い。
4.喫茶店において、厨房の床面積は、一般に、延べ面積の15〜20%程度である。
5.量販店において、売場部分の床面積の合計(売場内の通路を含む)は、一般に、延べ面積の60〜65%程度である。
回答
2.固定した個人専用の座席を設けないシステムはフリーアドレス方式という。
教育施設等の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.地域図書館において、新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスルームを設けた。
2.地域図書館において、書架を設置しない40人収容の閲覧室の床面積を、100uとした。
3.中学校において、図書室の出納システムは、開架式とした。
4.小学校において、30人学級の普通教室の床面積を56uとした。
5.幼稚園において、保育室の1人当たりの床面積は、5歳児学級用より3歳児学級用のほうを広くした。
回答
1.新聞や雑誌を気軽に読む空間はブラウジングコーナーという。
文化施設の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.コンサートホールにおいて、アリーナ型は、客席がステージを取り囲むので、演奏者と聴衆の一体感が
得られやすい。
2.劇場において、プロセニアムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さは、プロセニアムの開口部の
高さの1.5倍程度は必要である。
3.博物館において、学芸員の研究部門は、収蔵部門と近接して配置する。
4.郷土資料館において、収蔵品の燻蒸室は、荷解室及び収蔵庫に近接して配置する。
5.コミュニティセンターにおいて、図書室や会議室などのゾーンと体育室や実習室などのゾーンとは、
離して設けるとよい。
回答
2.劇場の計画においてプロセニアムステージの主舞台からフライロフト上部までの高さはプロセニアムアーチの2.5倍以上としなければならない。
車いす使用者に配慮した建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.室内の廊下・通路において、幅木と兼用したキックプレートの高さを、床面から35cmとした。
2.腰掛け便座の高さを、42cmとした。
3.収納棚を、床面からの高さ45〜110cmの範囲に設けた。
4.壁付けコンセントの取付け最低高さを、床面から40cmとした。
5.エレベーターのかごの内法寸法は、車いすの回転を考慮して、間口120cm、奥行130cmとし、出入口の
有効幅員を75cmとした。
回答
5.車椅子が使用するエレベーターは車椅子の回転を考慮して間口140cm、奥行き135cmである。
まちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.トランジットモールは、歩行者用の空間であるモール形態の一つであり、一般の自動車の進入を排除して、
路面電車やバスなどの公共交通機関に限って走行を認めたものである。
2.景観法の特色の一つは、住民等による景観計画の策定・提案ができることである。
3.ペデストリアンデッキは、歩行者と自動車の動線分離を目的とした高架の歩廊のことである。
4.再開発は、既成の市街地を対象とする都市の改良事業で、主に建替え等によって行うまちづくりのことである。
5.ラドバーンシステムは、住宅地の道路において、自動車の速度を低く抑え、歩行者と自動車の共存を図るための
手法である。
回答
5.ラドバーンシステムはクラレンススタインとヘンリーライトによって行われたクルドサックを用いた歩車分離の手法である。
住宅の生産方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.枠組壁工法(ツーバイフォー工法)は、北米において発展した木造建築の工法で、断面が2インチ×4インチの
部材を主体に構成される工法である。
2.プレカット方式は、従来、大工が行っていた木材の継手・仕口等の加工を、工場の機械によって行う方式である。
3.木質パネル工法は、工場において床や壁などの主要部材を、木製枠組と構造用合板によってパネル化し、
これを現場で組み立てる工法である。
4.ボックスユニット工法は、プレキャストコンクリート板を使用して現場で箱状に組み立てる工法である。
5.プレファブ工法は、部材をあらかじめ工場で生産する方法で、品質の安定化、工期の短縮等を目的とした
工法である。
回答
4.ボックスユニット工法は工場で組み立てたボックスを組み合わせるプレファブ工法。
建築設備に関する用語とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
1.CAV ---------- 変風量単一ダクト方式のことであり、空調対象室の熱負荷の変動に応じて、給気量を
変動させる空調方式である。
2.CEC ---------- エネルギー消費係数のことであり、空調、換気、照明、給湯及びエレベーターの
各設備システムに関わるエネルギーの効率的利用に対する評価指標である。
3.AHU ---------- 中央式空調方式に用いられる空気調和機のことであり、エアフィルタ、熱交換器、加湿器、
送風機などにより構成される。
4.PBX ---------- 構内電話交換機のことであり、「事業所内などでの電話機相互の接続」と「電話局の回線と
事業所内の電話機との接続」を行う装置である。
5.PMV ---------- 予測平均温冷感申告のことであり、温度、湿度、気流及び放射の四つの温熱要素に加え、
着衣量と代謝量を考慮した温熱指標である。
回答
1.CAVは定風量単一ダクト方式のことである。
空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.10〜12℃程度の低温冷風を利用した低温送風空調方式は、送風搬出動力の低減が可能であり、空調機や
ダクトスペースを小さくすることができる。
2.変風量単一ダクト方式は、OA機器等の室内発熱等が減り低負荷運転となった場合、換気量や外気量が
不足するおそれがある。
3.床吹出し空調方式は、一般空調よりも冷房時の給気温度を下げることが可能であり、少ない風量で居住域を
快適に冷房できる。
4.二重ダクト空調方式は、冷風と温風の2系統のダクトによる給気を混合させて温度制御を行うため、
個別制御性は高いが、エネルギー損失が大きい。
5.マルチパッケージ型空調機の冷房暖房同時型は、冷房負荷と暖房負荷が同時に発生する場合、消費電力を
軽減することが出来る。
回答
3.床吹き出し空調は暖房負荷が大きい建物に有利な空調方式である。
機械換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.喫煙室は、煙や臭気が禁煙エリアに漏れないように、第3種換気方式とした。
2.厨房の排気フードを、火源からフード下端までの高さが1m以下となるように設置した。
3.圧縮冷凍機械室において、冷媒ガスが漏えいした時に滞留しないように、排気設備の吸込口を、床面近くに
設けた。
4.ボイラー室は、燃焼ガスが他の室に漏れないように、第3種換気方式とした。
5.外壁に換気口を設けられない地階の電気室は、第1種換気方式とした。
回答
4.ボイラー室は一般的に第2種換気とする。
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.グリース阻集器に接続する排水管には、器具トラップを設ける必要がある。
2.節水のための無水小便器は、尿からの臭気拡散を防ぐため、トラップ内に水より比重の小さいシール液を
入れている。
3.FRP製の水槽は、内部で藻類が増殖することを防ぐため、水槽内への光の透過率を下げたものとなっている。
4.循環式の中央給湯設備の給湯温度は、レジオネラ属菌対策として、貯湯槽内で60℃以上に維持する必要がある。
5.病院の洗面器は、一般に、菌繁殖の影響を受けにくいオーバーフロー穴のない洗面器が有効である。
回答
1.グリース阻集器は厨房の排水に含まれる油脂類と水とを分離するために設けられる装置。よって器具とラップを設ける必要はない。
電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.一般の需要家に供給される電力には、低圧、高圧及び特別高圧の3種類の電圧があり、低圧は直流で750V以下、
交流で600V以下である。
2.かご形三相誘導電動機の始動方法の一つであるスターデルタ始動は、直入始動に比べて始動電流を
小さくすることができる。
3.接地工事には、接地工事の対象施設、接地抵抗値及び接地線の太さに応じて、A種、B種、C種及びD種の
4種類がある。
4.照明方式の一つであるタスク・アンビエント照明は、ある特定の部分だけを照明する方式である。
5.中小規模の事務所ビルにおいて、電灯・コンセント用幹線の電気方式には、一般に単相3線式100/200Vが
用いられる。
回答
4.タスクアンビエント照明はタスク、局部照明と、アンビエント、全体照明を組み合わせて照明を行う方式。
防災・消防設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.閉鎖型スプリンクラー設備には、湿式、乾式及び予作動式の3種類がある。
2.連結散水設備は、地階の火災発生時に備えて天井に散水ヘッドを設置し、火災時に消防ポンプ自動車から
送水口・配管を通じて送水を行い、消化する設備である。
3.光電式スポット型煙感知機は、煙の濃度が一定値を超えた時に作動する。
4.不活性ガス消火設備は、電気火災に適している。
5.非常警報設備は、火災の感知と音響装置による報知とを自動的に行う設備である。
回答
5.非常用警報設備は火災が発生したときに手動で操作し、音響装置を通して火災の発生を放置するものである。
省エネルギー等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.雨水利用システムにおける雨水の集水場所は、一般に、屋根や屋上である。
2.空気調和設備において、空調用冷水ポンプの台数制御による変水量方式を採用すると、搬送動力を
低減することができる。
3.CASBEE(建築環境総合性能評価システム)により算出されるBEE(建築物の環境効率)の数値が
小さくなるような環境対策を行うと、建築物の環境性能が高まる。
4.窓システムにおいて、日射による窓部からの熱負荷低減を図るには、一般に、エアバリアよりダブルスキンの
ほうが効果が高い。
5.電気設備において、配電電圧が高いほうが、配電経路における電力損失が少ない。
回答
3.CASBEEは環境性能を総合的に評価した指標でBEEの数値が大きいほど建築物の環境性能は高い。
〒110-0013
東京都台東区入谷1-2-3
K・Kビル6階
TEL 03-3871-7592
FAX 03-3871-7593